名医って本当に名医?
2009-08-09 23:08
hasegawa
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名医って本当に名医?
週刊誌などに、ある種の病状に対しての「名医」特集をすることがあります。
取材で集めた医療機関、医師の部分はともかく、「名医」一覧...のようなものもありますが、果たしてどうなのでしょうか?
今月週間A日は顎関節症の特集を組みます。
で、
うちにも広告代理店から広告を出さないかという案内が来ました。最低20万円、1/2ページ40万円、1ページ70万円。記事形式でも広告のものもあります。
そういう広告を打つ医師って果たして名医でしょうか?
疑問ありますよね。
広告自体集まりにくい気がしますね...
矯正やインプラントだと、最初から自費ばかりですから、数人来院されれば元が取れる...可能性があるので、広告は多く集まるでしょう...
顎関節症は保険取り扱いだと赤字覚悟...なのです。
それでも広告を打って、自分なら治せるので悩んでいる人を救おう...という先生がいるとすれば...ある程度意味もあるかも知れません。
でももし、最初から保険外の高額なマウスピースとか、矯正やその他咬合再構成と銘打って差し歯だらけにする目的があるとすれば、信用がおけない...ような気がします。
そういうことが必要な患者さんもいるとは思いますが、習癖是正だけで改善する方も少なくないのです。
以前、顎関節のレントゲン撮影はしたものの、指導などで改善した患者さんに置いて、支払い側から電話が掛かってきて、
「レントゲン検査してから何もしていない(マウイピースなどを製作していない)のは、無用にレントゲンだけ撮影した(必要のないレントゲンを撮った=過剰診療)ことになるのでその部分は査定(カット)します」
と、
言われたことがあった。
正直頭に来ました。
顎関節症は歯周病などと違って、他に検査料も指導料も無いのです。
無料の部分で病状を改善させたのに、更にレントゲンまでカットするとは(`ヘ´)
(`へ´)!!!
いわば、マウスピース代(15000円くらい)を掛けずに治したのに...それだけ節約して上げたのに...
恩を仇で返すが如くの仕打ちでした。
話が逸れましたが、こんなこと言ってはいけないのですが、赤字でも何とか治そうとしている中で、当院のホームページでは「顎関節症」と謳っていますが、数十万も掛けて広告するのは馬鹿らしいので...とても出せません。
どういう先生が広告を出すのでしょうね。

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