第4回名古屋第一赤十字病院歯科口腔外科地域連携研修会
2014-01-14 23:34
hasegawa
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第4回名古屋第一赤十字病院歯科口腔外科地域連携研修会 名古屋第一赤十字病院バースセンター内研修室にて午後8時から開催されました。 今回は再び科学療法内科長瀬先生から、「大腸癌化学療法症例診断から経過まで」 を拝聴しました。 全く知識が無い分野なので、間違った理解でここに書いてしまうとまずいのですが...レジュメを見て少し纏めます。 抗癌剤治療は、分子標的薬の登場で昔とがらりと変わった。 1980年代は余命6ヶ月だった状態が今は31ヶ月になっている。 最初の治療はFOLFOX(フォルフォックス)+bevacizumabが8割。 どんどん変更していく。 最初から化学療法の患者さんは、緩和的化学療法。治癒しない病状である。生存期間の延長や症状緩和を目的とする...。 気持ちは分かるが、がん難民...いろいろな療法に走る患者さん。怪しげな方法に大きなお金を掛けても治らない... 症状 血便 便柱狭小 残便感 腹痛 下痢と便秘の繰り返し 貧血など。痔と勘違い注意。 抗癌剤治療と歯科処置  白血球減少は開始後7〜14日が最低値。開始直後はまだ低くなっていない。  血小板は14〜28日くらい  投与直後はまだ歯科治療安全。 実際の症例、3例。  腫瘍マーカーの変化、CTでの変化、副作用など。腫瘍マーカーが下がっても症状が良くなっていないことも。 化学療法は罰ゲームでは無い。現時点で最善の治療薬は一つに絞れない。 効かないとき、希望されないときはさっと引く。 いたずらに引きずらずに緩和ケアへ...。 近藤誠医師の説には反対。 将来はバイオマーカーの開発で選択前に効く効かないがはっきりする可能性がある。 ブログランキング・にほんブログ村へ
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