平成27年度生活習慣病指導医スキルアップ研修会。
愛知県歯科医師会館2階歯〜とぴあホール。
日本糖尿病協会歯科医師登録医のための講習会でもある。
以下まとめ抜粋。
中部ろうさい病院名誉院長堀田饒先生。
「糖尿病の過去現在未来」
糖尿病はパピルスにも記載あり。
1922年初めてインスリンが応用された。
現在は、2剤3剤...併用療法。
ジョスリン...食事、運動、薬
世界に1億6000万人。
日本の医療費の10%。
糖尿病の人は平均寿命が10年短い。
日本、糖尿病+予備軍2050万人。
合併症の問題。
認知症にもなりやすい
がんにもなり易い。
歯周病の改善で糖尿病改善の可能性も。
電子カルテになりますますコンピュータを見るようになっているが、患者に向き合い五感を通じた対応を。
愛知学院大学歯学部歯周病学講座教授 三谷章雄先生
「生活習慣病を阻止するために我々のできること〜避けて通れない歯周外科治療〜」
歯周病の罹患率は成人で80%
歯周病治療を受けているのはそのうち4%
ペリオドンタルメディシン...様々な病気との関連
歯周病からがん、アルツハイマーの予防も...
国立研究開発法人国立長寿医療センター口腔疾患研究部部長 松下健二先生
広島スタディー
CRP500以上の人重度歯周病...SRP+ペリオクリンでHbH1c優位に減少。SRPのみでも減少。
Porphyromonas gingivalis ポルフィロモナスジンジバリスは血液を分解して増える。血管合併症の一因。
アルツハイマー病の脳の細胞にPg菌及び抗体がある。
TNF-αで活性化した細胞にはPg菌が侵入
zonulin-1は消化管の透過性を増すが、Pg菌で増加
加齢変化や口腔内菌叢の変動で腸内活動に変化...大腸癌にも関与?
炎症や高齢で血液脳関門が通りやすくなる可能性...
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